長期に渡りhomisをご利用いただいているこまくさ診療所様に、事務長目線で感じたhomisの効果や導入メリットについてお話しいただきました。
homis導入前 |
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homis導入後 |
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スタッフ
homisを導入する前の状況、導入の経緯をお聞かせください。
五十嵐さん
homisを導入したのが約7年前なのですが、それまでは別の電子カルテを使用していました。当時のカルテは使用時に専用のドングルを挿しておく必要があったため使えるパソコンが限られてしまい、不便さを感じていました。また、連携しているレセコンもアナログな仕様だったので、使いこなすのに時間がかかっていたと思います。合わせて、カルテ操作は限られた場所でしか操作出来なかったため、クラウド型のシステム導入が必須だと考えていました。
そのような背景があってhomisを導入することとなったのですが、当時は医師やスタッフが少なかったこともあり、抵抗なく切り替えることができました。
スタッフ
homisを導入されて、どのような効果がありましたか。
五十嵐さん
一番は画面が見やすくなったことですね。
以前使用していたカルテは情報が時系列で次々と記載されている仕様だったので、必要な情報を見つけるためにはずっとスクロールしなければならず大変でした。
homisに切り替えてからはボタン一つで前の情報を表示することができたり、カレンダーを同時に確認することができるので、欲しい情報にアクセスすることが簡単になりました。そこはすごく大きな変化でしたので、homis導入への期待に応えていただけたと思っています。
homisが優れているのはとにかく一括処理だと思っています。特に定期診察の日程変更機能が優秀だと感じており、クリニック数が多い当院ではとても助かっています。誰もが「面倒だな」と感じる部分の作業がスムーズにできるようになっているので、訪問診療をよく分かっている人が作っているカルテだということが使っていて分かりますね。
一括算定も可能なので、少ないスタッフ数で多くの作業をこなさなければいけないときでもあまり残業することなく処理ができています。一人当たりの人工を考えると、このメリットは大きいですね。
医療においては診療録がとても重要視されており、医師を含めたスタッフがどうかかわっていくかが大切になります。現在ではhomisに精通しそれを上手く活用できるスタッフも増えたため、人員が増えても上手く運用できるような業務フローが出来上がってきました。
今ではhomisを中心にクリニックが動いているとも言えると思います。
スタッフ
業務のフローができた、とのことでしたが、そのフローの中で重視されているのはどのような点でしょうか。
五十嵐さん
医師はカルテの記入のみを行い、その他の作業はすべて事務が行う、というのが一番良い形だと考えています。医師の業務量が軽減できれば、患者さんに優しく接してもらえることにもつながっていくからです。そうした背景から、医師の負担をどれだけ減らすことができるかを重要視しています。
それを実現するには、事務スタッフがどのようにカルテにアクセスし、どれだけ早く正確に診療業務の補助ができるかを考えなければなりません。また合わせて、カルテの記入ルールを医師にも守ってもらうことも前提になってきます。どこに、何を、どのように書くのかというルールを守ってもらうことで、事務側が医師の記録業務負担を減らすポイントが整理されていきます。また全員がルールを守ることで、必要な情報をストレスなく探すことができるようにもなります。
スタッフ
当社とのやり取りなど、印象に残っていることなどありましたら教えてください。
五十嵐さん
導入当時からサポートがすごく良いと感じていました。
そのときはhomisができて間もなかったこともありますが、「こういうことはできないか」という相談をすると「できるかどうか考えてみます」と言っていただいていました。真剣に検討していただき実際に要望を取り入れていただいたりしてとても助かっていました。
スタッフ
今後のhomisに期待することやhomis導入を検討されている方へのメッセージをお願いします。
五十嵐さん
数多い文書作成を効率的に行うため、引用がより分かりやすくできればいいなと思います。入力方法が簡単になれば作成ミスをなくすことにもつながると考えています。
今は人材の採用も難しくなってきているので、それぞれの業務量を減らしていくことが重要になってきます。homisはそのような点に寄り添ってくれるシステムだと感じています。