医療法人忠恕　春日部在宅診療所ウエルネス

スタッフ

homisを導入された経緯をお聞かせください。

笹岡先生

2018年の開業時に、いくつかのクラウド型電子カルテを検討しました。最終的にhomisに決めた理由は、悠翔会の佐々木先生が開発に携わっているという点です。現場の医師の視点が反映された、使いやすいカルテだと感じました。実際に使用してみると、その期待を裏切らない使い勝手で、現場でも問題なく活用できています。
また、開業当初からわからないことがあった際に問い合わせると、いつも迅速かつ丁寧な回答をいただけるので、非常に助かっています。

スタッフ

ありがとうございます。実際にhomisを利用されて実感された導入メリットはありますか？

笹岡先生

開業前に他の在宅診療所のオンプレミス型電子カルテを見せてもらったのですが、使い勝手が悪く感じました。そのため、在宅医療にはクラウド型が必須だと考えていました。homisはクラウド型なので、タブレットやスマホでも利用でき、訪問先で撮影した写真をそのままカルテに保存できるのが便利です。
また、クラウド型なので、訪問先でも自宅でも、インターネット環境さえあればどこからでもアクセスできるため、オンコールの際にも大変役立っています。通信状態の悪いエリアでも携帯電話のテザリングを利用することで問題なく使えており、これまで、インターネットに接続できずに困ったという経験はありません。

スタッフ

本日は、診察前の申し送りなども拝見させていただきました。homisと連携している訪問診療スケジュール管理ソフト「CrossLog（クロスログ）」を効果的に活用されている様子が印象的でした。CrossLog導入の経緯についてお聞かせいただけますか？

笹岡先生

開業当初はGoogleカレンダー、Googleマップ、チャットツールを組み合わせてスケジュール管理をしていましたが、システム同士が連携していないため、それぞれのシステムに患者情報を登録し、それぞれを立ち上げて確認する必要があり、非効率でした。予定変更の際も、情報共有がうまくいかずミスが発生することもありました。CrossLogを導入したことで、患者予定からhomisの立ち上げ、Googleマップの確認、チャットツールによる情報共有、スケジュールの管理まで一元化され、非常に効率的になりました。今では、CrossLogなしで在宅診療を行うことは考えられません。私の経験から、50名程度の患者を抱えるようになったタイミングで導入するのが良いと感じています。

それぞれのシステムには強みがあるので、システム同士が連携していることが重要です。homisは様々なシステムと連携できるため、効率的に業務を進められると感じています。2024年6月の診療報酬改定でICT連携も評価されるため、homisからチャットツールとの連携なども期待しています。

スタッフ

ありがとうございます。今後の開発の参考にさせていただきます。その他、homisに期待することはありますか？

笹岡先生

AI機能（※）ですね。紹介状、指示書、報告書の作成時に、クリック数を減らし、より効率的に作成できるようになれば嬉しいです。

※2024年7月時点では主治医意見書の作成においてAI機能を使用できます。今後その他の書類も作成できるよう開発を進めております。

スタッフ

ありがとうございます。今後の開発の参考にさせていただきます。最後に、homisの導入を検討されている方に一言いただけますでしょうか。

笹岡先生

悠翔会の佐々木理事長やおひさま会の山口理事長が開発アドバイザーとして意見を出していることで、訪問診療の現場で本当に使いやすいカルテになっていると感じています。他社のカルテも日々改善されていると思いますが、homisはより現場の医師の意見が反映されやすいカルテだと思います。